長野県内の2015年分の相続申告状況が公表された。
(1) 相続税の課税対象となる課税価格は1750億円で、前年比16%増。 (2) 申告相続税は139億円で前年対比17.3%減。これは前年に高額の被相続人があったため減少したとのことだ。 (3) 課税対象となった被相続人は1637人で前年比2.0倍。 相続財産の見学ベースの構成比は、現金・預貯金が36.9%、土地32.6%、有価証券12.2%。
今年1年間の事務所の相続関係業務を振り返ってみると、久しぶりに相続税の調査があった。以前にも書いたが、『更正決定等をすべきと認められない旨の通知』をもらえたことは今年の大ヒットだと思う。 上記(3)の2014年と2015年との課税対象者が2.0倍になったとのことだが、事務所の請け負った件数は、2倍にはなっていない。しかし申告件数は増加していることは確かだ。2016年の相続申告件数も2015年より増加している。さてさて、2016年の事務所の成績は・・・? |