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ながの緑育協会が一般社団法人になって1年半。この協会の監事に就任して1年である。
「ながの花と緑そして人を育てる学校」であるこの緑育協会は、法人化する前から素晴らしい活動を行ってきた。特に緑育推進事業として取り組んできた理事でもある矢澤秀成氏の活動に初めて触れたときの感動は忘れられない。 以前にも触れたが、小学生を対象にした「育種寺子屋事業」は、子供たちの好奇心を育て生きる力を育むものだ。
平成27年度第2回理事会が開催され、平成28年度の事業計画と予算案を審議した。 その席で矢澤氏の退職が通達され、私は驚きとともに残念でならない。
矢澤氏の最後のあいさつの言葉の中に『花は人を育てる』というのがあった。 まさにこの協会の活動を見ていると『花は人を育てる』のだ。決して押し付けのない世界。その人の意見を押し付けられたときに受け止めることが出来ずに悩んだ時にも、花と自分の関わりを見つめると、持って行き場のない心を支えてもらえるのだ。花は押しつけでは育たない。そしてたくさんのことを学べるのだ。
矢澤氏が決断せざるを得なかった想いを考えると胸がつまされる。
さあ〜矢澤氏が蒔いた種が、この長野市でどのように花を咲かせていくか・・・。貢献は大きかった。
緑育協会のある篠ノ井中央公園
春から秋にかけてたくさんの花を咲かせる。小道もあるのだ。
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05:57, Friday, Feb 19, 2016 ¦ 固定リンク
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