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長野県経営者協会の新春講演会と新春賀詞交歓会が開催された。大勢の来賓と会員が集まり和やかな時間を過ごした。
新春講演会では、柔道家の野村忠宏氏が「折れない心」という演題で、今まで歩んできた柔道家としての人生を話してくれた。
アトランタオリンピック、シドニーオリンピック、アテネオリンピックの3連覇を果たした中にあった自分との闘い。 一試合を意識して6本の練習をした。 ヘロヘロになって先生に報告にいったら、「お前そんなものか」と言われた。 その言葉が悔しかったし限界かと思ったが、さらに1本、2本と練習したらできてしまうもの。
アトランタでは、勢いに乗って金メダルを獲得した。 シドニーでは怖さを知って戦った。 その後2年間の休養期間を経てアテネに挑戦。 休養中は楽しかったが「熱く燃えるもの」がない、今自分が熱くなれるものは何だろう。「世界で三連覇できるのは自分しかいない」という思いで、アテネへの挑戦が始まった。 怖いと思った時に「逃げ出したら後悔する」と思いながら練習に励んだ。心技体の「心」の訓練でもあった。 自分を出し切る、出し切るために負けてもいいという気持ち、結果はどうでもいい、まず自分を出し切るとこだと思いながら練習に励む。
そして『君の挑戦には夢がある』というこの言葉をバネにアテネでの三連覇を果たすことが出来た。
という感動的な話だった。
賀詞交歓会ではわんさか人が多くてあっという間の時間だった。唯一阿部知事と話が出来たとこが収穫だったかな。
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05:24, Friday, Jan 15, 2016 ¦ 固定リンク
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