「長野県高等学校将来像検討委員会」が開催された。長野県内の高校がどうあるべきか、高校改革も含めて県高等学校の将来像を検討している。 実にいろんな意見が出て面白い。そしてみんな真剣に長野県の高校教育がどうあるべきかを考えている。
高校卒業までにやっておかなくてはいけないのは、「1を聞いて10を知る」という思考法。これを培っておかないと何をやっても無理である。言われたことしかやらない人間になってしまう。 想像性が必要なのだ。今の若者には想像力・創造力を付ける必要があり、高校教育の目的でもある。
N高校の学校評議員をやっており、毎年高校3年生の報告を聞く機会がある。 生徒たちは確実に自分の手で自分の何かをつかみ取って卒業していく。この高校の教諭は生徒と一人一人向き合うことによって、生徒が想像力・創造力をつけるキッカケとなっている。 各高校には課せられた使命があり、それが特徴なのだが、新しい信州教育の在り方も含めて高校のあり方を検討していかなくてはならないだろう。
「信州学」研究委員会というのもあるとのことだ。 |