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思った通り妙義はいい天気。気持ちのいい沢歩きというより沢登ができた。
大沢を遡行し、相馬沢を下ることにした。 大沢を詰めると、相馬岳北陵に出る。相馬岳北陵はバリエーションルートの中でも、かなり高度なコースで、何回か歩いている。 そんな気楽さもあってか、ルンルン気分での大沢の遡行はかなり順調であった。
乙女の滝を楽しみにしていたが、以外にも小さな滝であった。しかし濡れているので直登は控え、左岸を巻いた。 いくつか滝群を越えて、妙義富士が目の高さと同じくらいになると仙人の滝が現れる。 仙人の滝は3段40mだ。 1段目は直登した。気持ちいい。2段〜3段は右岸を巻いた。登り応えがある。
やがて最後の二俣を右俣に。大沢の源頭を越えて相馬岳北陵の稜線に出た。 ここからは痩せ尾根を下り仙人窟をくぐって間もなく相馬沢を目指して下降していくのだ。 2つ目のチョックストーンの滝だけは補助ロープで下降。やがて堰堤がみえ、相馬沢も終了した。
今回ビックリしたのは、このようなバリエーションルート上で2組のパーティーに出会った事。 最初は相馬岳北稜の見晴らしを過ぎたところで、富士稜を登ってきた神奈川から来たという単独行の若者。 もう一組は富士稜分岐を過ぎたところで、相馬岳北陵を登ってきた2人パーティーだった。ルーファイが難しく、ロープも3回出したという。
お互いに激励し合って別れたが、なんかとても嬉しかった。
スタート地点からの妙義富士。何年か前に登った時のことを思い出す。左は白雲山。
乙女の滝
いくつかの滝群を越えていく。
振り返れば妙義富士。目の高さになった。
いよいよ現れた仙人の滝。3段40m。1段目は直登した。
仙人の滝の落ち口から下を覗いた。
チョックストーンの滝も登りあげる。
大沢を詰め上げたところ。ここから相馬岳北陵を下っていく。
相馬岳北陵の見晴らしから。右から丁須ノ頭、赤岩、烏帽子岩。後ろに真っ白な浅間山。
正面にP12(つづみ岩)、左は御岳。
カニのハサミが出現。
下から見上げるとこんな。
P12も近くなった。
P12とカニのハサミ
仙人窟に到達。今回はこの仙人屈の上に登ってみた。楽しい〜。
遠くに星穴岳が見えた。射抜き穴とむすび穴がよく分かる。
相馬沢の途中は、まだ秋だった。
相馬沢の様子。
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07:26, Sunday, Dec 06, 2015 ¦ 固定リンク
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