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今年最後の沢は妙義山系の並木沢。 並木沢を遡行し詰めていくと、最後は谷急山に出る。
前回は、並木沢から大遠見沢を詰め大遠見尾根に出たので、今度は並木沢を最後まで忠実に遡行することにした。 とはいっても長い距離である。並木沢は、大滝までは前回遡行しているので、そこまでは並木沢コース一般道を利用し、大滝の落ち口を確認した後並木沢遡行開始することにした。
群馬は温かい1日だった。 何日か前に着雪があったらしく、その名残がところどころ。沢だけでなく岩稜登りも、間もなく終了する季節になった。
水量は前回より多い。この時季水に入るのは冷たすぎるので、飛び石等を利用しての登山靴での遡行だ。 大滝の落ち口を確認した後に出てくる滝。これは左側にあるルンゼを巻いた。過去において人が登った跡があり、なぜかホッとする。
三段の25m滝も右岸のルンゼを登りあげ巻いた。 小滝が連続しやがて順層のスラブが出てくると、上部で右の支尾根に取り付き稜線に出た。 やがて谷急山山頂。ほとんど休むことなく並木沢を詰め上げたが、約6時間の遡行だった。
このコース、おなか一杯になった。 でも遡行図には1級とあった。距離が長く、高巻きも急斜面であった分、桶木沢より難しく感じた。 今度は沢靴で挑戦してみたいものだ。
並木沢の水がキラキラしていた。
並木沢一般登山道から懸垂下降で大遠見沢に下り、さらにこの滝を下り並木沢に入渓した。
並木沢大滝の落ち口。
大遠見沢と別れ、最初の滝。登山靴なので直登せず、左のルンゼを詰めた。
巻いた滝の落ち口を確認。
遠くに見えるのは烏帽子岩。
こういう所はちょっと気持ちが緩む。
やがて現れた3段25メートルの滝。右岸のルンゼを詰めた。
小滝群がまた現れた。おくに奇岩が。
約6時間かけて谷急山の山頂に飛び出した。おなじみの標識。
浅間山
丁須ノ頭、烏帽子岩、赤岩、西大星。
星穴岳〜鷹戻し
こうした奇岩も面白そう。
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05:21, Monday, Nov 30, 2015 ¦ 固定リンク
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