子供たちは平等に教育を受ける権利があり、大人たちは平等に教育を受けさせる権利がある。 そうした中で、どちらかというと忘れられそうになる存在の特別支援学校。
10月に長野県教育委員会が実施した「高校生熟議」では、100名近くの高校生が集まって、将来に長野県の高校の理想を話し合った。 前向きな意見がまとめられ、今後の長野県の高校教育に活かせる部分が多いと思う。
しかしである。 そのメンバーには特別支援学校に通う生徒はいなかった。また特別支援を必要とする生徒がいたのかを長野県教育委員会は把握していなかった。 またである。 高校生なのに、特別支援学校に通う生徒は別扱いにされているように私は感じてならない。 「平等」が崩れているようで、私は悲しい。
日本税理士会でも、やっと特別支援学校に対する租税教育に目を向けるようになった。長野県税理士会で私が始めたことが関信税理士会に広がり、そして今、日本税理士会に広がった。 自分の使命はキッカケを作っていくことだと思っている。 |