今の学生たちは「物語」が理解できないといわれる。 これはどういうことかというと、過去に起きた様々なことから今現在の自分を判断すること、また未来にどうなっていたいという視点から、今どうしたらよいかということを判断することができないということである。
つまり、過去・現在・未来の、また自分・他人の間に流れる筋が追えないのだ。 彼らはただ今やりなさいと言われることを粛々とこなし、「空気を読む」では、自分にとって一番面倒のないことをして流されている。
ある本に書いてあった。 「今の男の子は植物、女の子はクラゲだ。」でもこれは、学生たちだけのことなのだろうか・・・。 |