A法人のN社長が逝去され、お別れの会があった。 東京であったため、供花とご霊前を送りご冥福を祈らせてもらった。
昨日、ご遺族のN夫人から届いたご会葬御礼の言葉。これは心に迫るものであった。
N社長は享年49歳であった。N夫人も同年齢で、小学生の子供が2人いる。 今後の会社経営や生活をどのように持って行ったらいいのか、N夫人は悩んだ。N社長の死期を予測できたので、かなり以前から一緒になって考えていた。 N夫人は明るい。心で泣いていても決して人前では涙を見せないし、明るく笑い飛ばしている。
そんなN夫人から届いた「三方よし」。
N社長の企業理念は「三方よし」。「世間よし、買い手よし、売り手よし」が「三方よし」である。 N夫人はその「三方よし」を「世間・買い手・売り手」だけでなく、今まで会社を支えてくださった皆様、取引先の皆様、残された家族みんなの三方にとってもより良いように、このA法人を守っていきたいとあった。
N夫人とのお付き合いは20年以上である。彼女ならできる。これからもN夫人家族を見守りながら共に歩んでいくことになる。 「三方よし」はN夫人の支えとなっている。 |