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桶木沢本谷を遡行しているときに一緒になったパーティーのメンバーが、「並木沢はきれいなところだ」と言っていた。かく言うメンバーもまだ並木沢は遡行経験がないということだが・・・。
そんなことを聞くとウズウズだ。 じゃあ行くしかない。
手元にある遡行図で確認した。 一番の核心部である30メートルの大滝からは並木沢と大遠見沢に分かれる。並木沢は谷急山へ突き上げているし、大遠見沢は大遠見峠に突き上げている。
前日の桶木沢の余韻が残っていたので、並木沢から大遠見沢へ入ることにした。
遡行図通り、30メートルの大滝が一番の核心部であった。 左の支尾根を高く巻く。立木を支点としてどんどん登り上げるが、妙義ならではの安心できない岩がいつポロッとなるか不安。 何回も確認しての登攀となった。
この滝を超えたら、あとは3段の滝や小滝を軽く超える。 枝沢でのルーファイが難しかったが、やがてナメが出てくると稜線が近い。
ここはまだ秋がやって来ていなかった。 緑のトンネルをくぐり大遠見峠近くの稜線に飛び出した。 大遠見峠から三方境を経由して入牧橋へ下山。結構速い時間に戻ることができた。
目一杯楽しみました。
入渓地点
牛名の滝
たおやかに流れている。
きれいな淵があった。右岸をへつる。
出現しました!30メートルの大滝。核心部だ。渇水期なので水量が少なく迫力がない。
ここから大遠見沢へ入った。3段の滝。
狭いゴルジュは両手両足をつっぱり抜けた。上からのゴルジュの様子。
ナメが出てきた。きれいなところだ。
秋はまだやってこない。
間もなく稜線だ。
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05:22, Tuesday, Nov 03, 2015 ¦ 固定リンク
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