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桶木沢は裏妙義の東面にあり、まっすぐ丁須ノ頭へと伸びている。 1年ほど前に遡行を試みたが、途中のナメで凍結りており、アイゼンを持参しなかったために撤退している。 今回の桶木沢の遡行はリベンジである。
入渓点で準備をしていたら、通りがかりの登山者が、沢靴でなくても大丈夫なら自分たちのパーティーも桶木沢コースから丁須ノ頭を目指すという。
沢の地形が複雑で、行く筋もの枝沢が入り込み、前回と違って木の葉がまだ落ちていなにので見通しがきかない。 1度誤って枝沢に入り込んでしまい、違うな!と引き換えしたところで、先ほどの2人パーティーに出会った。
奇岩が続く。 全てフリーで乗越し結構面白い。 遡行図によると、グレードは2級。なかなかである。と調子づいていたら、なんか遡行図と違う気がする。 2人パーティーと相談しながら進んできたが、あるはずの滝が現れない。 岩壁を巻いて稜線に登りあげたら、なんとそこは御殿へ続く稜線であった。かなり左に来てしまっている。 どこで間違えたのか大笑い。この御殿の稜線は過去に歩いているので同様することなく篭沢の一般道まで先導した。
とまあ〜沢登はいろいろあるのだ。 ルーファイの難しさから、グレードが2級なのか?2人パーティーは、そこから丁須ノ頭を目指していった。 桶木沢が目的だったのでここで終了。ゆっくりと歩きなれた一般ルートを下山した。リベンジはもう1回か?
入渓点
巨岩が続く
桶木沢はこんな感じ
誤って枝沢へ入り込み、引き返したら2人パーティーに出会った。
ここはフリーで登りあげたが結構渋い。2人はA0で。このあたりでもう左の沢に入り込んでたらしい。
尾根に乗りあげたら丁須ノ頭が左の沢を進んできたことが判明。
地図で確認すると御殿の稜線に続く尾根らしい。御殿の稜線をめざし見晴らしまで進む。見覚えのあるルートに出た。登りあげた稜線からは、星穴岳がきれいに見えた。
2人パーティーと別れ一般道を下る。途中風穴が良く見えた。
木戸壁カンテ。近いうちにクライミングの予定。
一般道を入渓点まで戻る途中の中木川。
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05:19, Monday, Nov 02, 2015 ¦ 固定リンク
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