丸山健二著( 朝日新聞出版)の『人生なんてくそくらえ』は、閉じこもりそうになる気持ちを解放してくれるような本だ。 「丸山流人生論」と帯に書いてある。
丸山氏は長野県飯山市生まれ。「夏の流れ」で芥川賞を受賞している作家で、現在安曇野市居住しているらしい。
『 自分の中にどんな宝が眠っているのかは誰にもわからない。 自分自身にもわからない。そして、宝がひとつとは限らない。 本当はいくつも秘められているのかもしれないのだ。 だが、ひとつでも発見できたら大したものだ。』(本文より抜粋)
この100文字に満たない行間から伝わってくる想いは、年齢に関係なく背中を押されるものがある。 本との出会いも素晴らしい。 |