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潮来支部の飯嶋先生からは、定期的にニュースレターが送信されてくる。内容がとても面白く、いつも楽しみにしているレターだ。 その中に毎回掲載されている『読書のすすめ』 今回は丸山健二著( 朝日新聞出版)の『人生なんてくそくらえ』であった。
そのままの紹介文を掲載します。 (以下、飯嶋会計事務所発行 第788号 いい会計ニュースレターより)
パワースポットなる場所をいくら訪ねてみたところで、また、そこに身を置いて長時間瞑想に耽ってみたところで、急に強い精神力が養われたり、衰えかけていた生気が甦ったり、重い疾患から解き放たれたりすることはない。 そんな暇があったなら、おのれの生活そのものを再点検するべきだ。 仕事の中身、睡眠時間、食事の内容、対人関係、意識の在り方といったこまごまとしたことに改善すべきところがないかどうかをすべて洗い出し、それらのなかでどの部分が自分に無用なストレスを与えているかを突きとめ、改善の工夫を凝らし、そのひとつひとつを丹念に潰してゆくのだ。 それも他者に頼ることなく、自分の力だけを頼りにやってのけなければならない。そして、そうする生き方を習慣にしなくてはならない。 そうすることによっておのれの潜在能力の凄さに改めて気がつき、自信を回復し、本来の自己の在り方を悟るだろう。それこそが本当の悟りの境地というものなのだ。 おのれを頼みとする生き方ほど面白いことはない。いや、その生き方にしか充足を覚えないように造られているのが命というものなのだ。 従って、ひとたびそこから外れてしまうと、たちまちのうちに憂鬱の餌食にされる。しかし、その道に従うと、運命や宿命とやらに打ち倒される不安に怯えなくてもよくなり、弱音を吐く回数も激減する。 |
05:12, Thursday, Aug 27, 2015 ¦ 固定リンク
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