連休最終日は、これまた残雪期に登る山の早乙女岳にチャレンジした。 剱岳の南西に座する山である。
小又川を遡行し、途中からコット谷を詰めて稜線に乗るコースである。コット谷に入渓するまでは、小又川の堰堤をいくつも乗り越えていかねばならず、更にはスノーブリッジを利用した遡行が必要となる。
今年は雪が多かった。しかし雪解けも早かった。 小又川は雪解け水がごうごうと流れ、スノーブリッジは跡形もなかった。
さあ〜どこまで行けるか!堰堤を登りあげるに、残置ロープを利用したり高巻きをしたり。 しかしスタートから2時間で先に進むことはできなくなってしまった。4つ目の堰堤を乗り越えるのには、スノーブリッジを利用するしか方法がないようだった。 ここまでか・・・。
残念であったが今シーズンの早乙女岳は諦めることにした。今までの記録によると5月連休中はイケたようだったが、気候変動がある近年では、もっと早い時季でないと無理かもしれない。
小又川からは、奥大日岳が良く見えていた。
小又川を遡行する。
奥大日岳がいつも見えていた。
|