「どんな問題も『チーム』で解決するANAの口ぐせ」という本が出版されている。日経新聞に紹介されていて、ANAの大ファンである私は早速購読してみた。 V字回復の原動力となった「口ぐせ」と「人財力」はなんであったか。
「あれっ、大丈夫?」 「自分以外は、みなお客様」 「小さいことほど丁寧に、当たり前のことほど真剣に」 これは是非職員も読んでほしい本だ。
「日々の仕事は゛ルーティーン″ではなく一期一会の゛プロジェクト″」という項目がある。
「また昨日と同じ仕事か」となにも考えずに、機械的にこなすのと、「今日の状況に一番ふさわしい仕事の仕方はなにか」と考えて仕事を行うのでは、結果が変わってきます。(本書P184より)
一つ一つの項目に書かれていることに考えさせられるし、心していればすぐにでも実行できる。自分の毎日の仕事への取り組み方とその意識も変わってくる。
何のために今の仕事に携わっているのか、まずはそこから見つめなおして、そしてこの本を手に取ってほしいと思っている。 |