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せっかくの休日は天気がいい。ジッとしていられない。 粟立山から帰っての翌日は五竜岳に行くことにした。テレキャビンの始発時間が遅いので、もちろん日帰りは無理。行けることろまで行ってこようと家を飛び出した。
残雪期の五竜岳は初めてである。
昨年の夏に、事務所の職員のHさんが、子供と一緒に小遠見山まで行ってきて、その感動を話しをしてくれたことが印象に残っている。 Hさんは一人一人のことを実に大切にし、特に私の気持ちを理解してくれる人だ。 給料日には必ず感謝の一言を伝えてくれる。たまにお菓子などみんなに提供すると、帰りがけにお礼を言ってくれる。このブログをみては、心に残ったことの感想を言ってくれる。 一つ一つを誠実に受け止め、それをきちんとあらわしてくれるのだ。
今日の記録は、そんなHさんに捧げたい。
夏と残雪期では様子が全く違うが、同じところを歩いたことを共有できるだろうから。
Hさんいつも有難う。
天気は春霞。テレキャビンを下りて地蔵の頭までショートカット。夏であるならばお花畑のあるところを直登していく。
前日の疲れが残っているのか、すごく足が重い。やっとという感じで一の背髪の到着した。テントを張った跡がある。 中央に五竜岳。
小遠見山を目指す。登山者もチラホラ。
五竜岳。右に白岳。
大きな雪庇ができている。トレースがあるので安心。(ちょっとつまらない?)
小遠見山に到着。約1時間で来てしまった。やはり残雪期の歩行は早い。
鹿島槍、左に爺ヶ岳。
中遠見山を目指す。急斜面をトラバース。ここもしっかりとトレースがあって気持ちが楽だ。
痩せ尾根を行く。慎重に。
あっという間に中遠見山。
鹿島槍と爺ヶ岳(左奥)。カクネ里へ続く鹿島槍の北壁が素晴らしい。
八方尾根とその奥に白馬三山
五竜岳の手前に西遠見山と大遠見山の稜線が続く。時間はまだある。中遠見山までは2〜3人の登山者がいたが、ここから先は一人。みんな引き返していった。先に進む。
前日に入山した登山者のトレースが残されている。途中テンパクをして五竜山頂に立ち、下山してくる何組かのパーティーにすれ違った。 それにしても立派な雪庇。
青空と残雪とダケカンバのコントラストが何とも言えない。
素晴らしい五竜岳の雄姿。武田菱がくっきりと。こんなに大きいものとは知らなかった。ここが大遠見山。先行者がもう一人いた。
テレキャビンの最終は16:15。もう少し行けると計算し、足を速める。西遠見山の到着。本日はここまで。 ゆっくりとビールタイムを楽しんだ。
復路。中遠見山への登り。
復路。小遠見山への登り。ショートカットでピークを外して下山したけどね。
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04:54, Monday, Mar 23, 2015 ¦ 固定リンク
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