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実に約1年ぶりの飯縄山。もちろん私にとっては定番の笠山経由だ。 あまり天気は良くない。だから行ける山なのだ。青空の方が気持ちがいいけれどね。
笠山へは適当なところから尾根に取り付いていく。 動物たちの足跡が迎えてくれた。結構急であるが、やがて見覚えのある笠山の基部に到着。そこからもう一息だ。 笠山山頂ではいつも通りのピークを示す標識が雪の上から顔を出していた。
笠山から飯縄山へ向かう。途中の大好きな空間の鞍部。雪がちらちらして、残念なことに戸隠連邦はお目にかかることがなかった。 ここからがまた急登である。しかし笠山と違って、この登りは自然林の中を行く。笠山は人工林のカラマツが多いから。 樹林帯を抜け出すと、奥社からの稜線を目指して登りつめる。このあたりからホワイトアウトになった。
何回も来ているから地形も分かっているのでどうってことはないが、途中6〜7人のスノーシューのパーティーに出会った。中社へ向かうらしい。 「どこからですか?」と聞かれ「笠山から。」との答えに???のようだった。
それがいいのだ。 あまり笠山へは入山してほしくない。なぜならば、飯縄山の下山道を途中から一の鳥居コースを取ったが、なんと綺麗に踏み固められていて、何の苦労もなく歩けた。 私にはつまらなかった。 というように、一般化してほしくないのだ。 この時季にしか見ることのできない動物の足跡を楽しみながら、時々聞こえる鳥の声を耳にしながら、凛とした空気に触れて、誰もいない山を歩くその時間が、こんなに近くの笠山にはある。飯綱山のようになってしまってほしくない。
飯綱山の山頂もホワイトアウトで、何も見えなかった。 すぐに下山に取り掛かった。途中笠山へ行く稜線からの降り口を間違え、かなりの急斜面を左左へと下ったら、飯縄山からの一般道の駒つなぎに出た・・・ということ。
まあ〜楽しい1日だった。
笠山の登りは唐松林の中を行く
自分だけのスノーシューの足跡が続く
笠山山頂のプレート。1シーズンに何人の人が来ているだろう。一度も笠山では人に出会ったことがない。
笠山山頂は広くなっている。あちらこちらに動物たちの足跡が残されていた。
笠山から鞍部へ。大好きな空間だ。この向こうには、天気が良ければ戸隠連邦が見える。
飯縄山への登りにかかる。
稜線に出たらホワイトアウト。
誘導ポールが立てられていた。こんなの初めて。
飯縄山山頂に到着。もちろん誰もいない。
樹氷が美しかった。
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05:24, Monday, Feb 09, 2015 ¦ 固定リンク
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