M家の翌日はY家を訪問した。やはり相続税申告の関係だ。 Y家はとても暖かい。家中がホンワリした暖かさだ。特別な工法で家が建てられたとのこと。ホンワリした暖かさは、気持ちまでホンワリさせてくれる。
被相続人であるMさんは、突然に逝ってしまった。だから何もかも分からない。
Mさんの長女のAさんは言う。 「まったく全て父の心のノートにだけ書いてあったから、全くもって分からない。」 Aさんのいう心のノートには、お金のこと以外にも一杯書かれていたことがあっただろう。今では誰も分からない。 分からないからいいのかも知れないが、Aさんのその一言に、もっともっと親子で、家族で語り合いたいことが沢山あったんだろうと思った。
相続手続きをしていて接する残されたご家族の想い・・・。それも私の心の宝となっていく。
マドリッドでまず行ったのが、地方へ行く列車の切符を購入しに行ったこと。マドリッドチャマルティン駅。
番号札を取って順番を待つ。ほかの人がやっているのを見て分かった。
マドリッドは地下鉄の乗り方も分かりやすい。必ず線路を挟んで両ホームがある。
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