|
ブルゴスを私は気に入った。 ブルゴスは中世スペインの城下町だ。11世紀にカスティーリャ王国に発展し、この時代ブルゴスは最盛期を迎えたそうだ。
1221年に着工し16世紀に完成したカテドラル。 スペイン3大カテドラルの一つだ。3世紀に渡っての建築だから、その時代の芸術家の手による礼拝堂となっていて、ゆっくり見て回ると興味深い。 嬉しかったのは、旅行者と祈りの時間を持ちたい人との入口が全く別であったこと。観光では絶対に入れない礼拝堂があったことだ。
ブルゴスで過ごす最後の日は、このカテドラルの祈りの礼拝堂での聖餐式からスタートした。 地元の人たちだけがそこには集まっていた。サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院での時間もそうだが、祈りの空間に心休まる時だった。
ブルゴスの街を歩き回った。 カテドラルの裏の坂道を登っていくとブルゴス城へ行く。小高い頂上にブルゴス城の名残があり、ブルゴスの街が一望。ひときわ目立つのはカテドラルだった。
夕暮れ時のブルゴスも素敵だ。 どこにいてもカテドラルの塔が見える。それは美しい。アルランソン川に沿ったプロムナードの散歩。河原に降りて川に沿って歩き続けるという、ちょっと喧騒から離れた時間。 すべてが満足いくブルゴスだった。
カテドラル。サンタ・マリア広場に面したサファード。
ここに祈りの人だけが入れる入口がある。
フランス・ドイツゴシックの影響を受けて完済された。
カテドラルの観光客用の入口の前のサン・フェルナンド王広場には市がたつ。 観光客相手だが、朝は10時過ぎからオープンで午後2時から4時まで閉めてしまう店が多い。
ブルゴス城
結婚式を終えた花嫁がいた。
方位計がはめ込まれていた。ブルゴスの標高は929m、北緯42°、東経3°。
SAPPOROの文字を見て嬉しかった。ブルゴスから東へ14660キロと刻まれている。
ブルゴス城からはブルゴスの街が一望できる。カテドラルがやっぱり中心だ。
ブルゴス城につながる城壁も残されている。
夕暮れのブルゴス。カテドラルが美しい。
アルランソン川の河原も歩いた。
プロムナードの散歩もゆっくりと。
サンタ・マリア門。14世紀に造られた、城下町に入る門の一つ。
ブルゴスはこれでお終い。ブルゴス駅から列車でマドリッドへ。
駅のホーム
マドリッド行の列車が入線してきた。
|
07:55, Sunday, Jan 04, 2015 ¦ 固定リンク
|
|