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マドリッドでの新年はカテドラルでの礼拝から始まった。 1月1日は休館の施設が多く、それだけに時間に追われることなく1日を過ごすことができた。 マドリッドで最も古くから開けた地域といわれているプエルタ・デル・ソルを中心に歩き回った。
アルムデーナ大聖堂(カテドラル)での礼拝は感動だった。 司教司祭たちの入堂から霊的なものを感じ、聖歌隊の美しい賛美の声に心ふるえるものがあった。 大勢の信者たちが集まり、多くは観光客であったかもしれないが、それぞれの国の言葉でそれぞれが祈った時間と空間。スペイン語の説教は全く分からなかったが、何か熱いものを感じた。
マドリッドは狭い路地が続く。 地図を見ながら歩いていても、いつしか違ったところを歩いている・・・なんてことが多い。地図なしに自由に歩き回れるには、もう1日がほしいところだ。
マドリッド探索は今日1日だけ。だけれども、マドリッドの濃い部分に触れることができた1日だった。
最後に、サン・イシドロ教会での礼拝に出席してからホテルに戻った。
サン・イシドロ教会
祭壇に置かれている棺の中に、腐敗していないという聖イシドロの遺骸が納められている。
アルムデーナ大聖堂
カテドラルの前庭にはヨハネパウロ2世の像がたっていた。
教会内部の美しいアーチ型
聖餐式が行われた祭壇
マリア像がじっと会衆を見つめている。
カテドラルの建物にはめ込まれた扉
王宮。フランス国王フェリペ5世が建設を命じたフランス・イタリア風の王宮。
王宮から東へ約1キロ。プエルタ・デル・ソル広場。「太陽の門」という意味で、マドリッドの紋章の熊と山桃の像がある。
フエルタ・デル・ソルの前のマドリッド自治政府庁
マドリッド政府自治庁の前には、ゼロキロメートルを示すプレートが道にはめ込まれている。この地点が、首都から地方へ延びる道の起点となっている。
プエルタ・デル・ソルから南西へ0.5キロのマヨール広場。旧市街の中心地だ。 フェリペ3世が、1619年に完成させた建物に囲まれた広場。 中央にフェリペ3世の騎馬像。
マヨール広場のすぐ西側のサン・ミゲル市場。1916年に青果市場だったが、今ではグルメスポットとなっている。 中へ入ったら、地元っ子たちがカウンター席でビールやワインを楽しみながらワイワイやっていた。
その西にあるピリャ広場と旧市庁舎
マヨール通りを歩き王宮へ戻る。暮れゆく王宮が美しい。
王宮からスペイン広場へ。
スペイン広場を後にしてバイレン通りを南下する。カテドラルの美しさにしばし見とれた。
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05:09, Friday, Jan 02, 2015 ¦ 固定リンク
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