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2日続けての妙義山系。 相馬沢から裏つづみ岩への登攀を試みた。
裏つづみ岩の情報は全くない。地図で確認すると、相馬沢を遡り途中から尾根に取りついていくルートが見えてくる。 どんなことが待ち構えているか、ワクワクドキドキしながら相馬沢入渓した。
ここも靴を濡らすことなく飛び石伝いに進んでいく。小さな2つの滝のところから尾根に取りついた。実際には相馬沢のもっと先にある二俣からの予定だったが、実はその二股を手前で間違えたのだ。 稜線目指してどんどん登っていく。と、突然古いフィックスロープが現れた。誰かが通過するに設置したままになっていたらしい。 すごく安心した。裏つづみ岩まで続いているのか分からないが、誰かが歩いているのだ。
かすかなふみ跡をたどりながら進んでいくと、また朽ちたロープが残置されていた。方向とすれば間違っていないはずだ。 前日に引き続いて天気もいいし、時間はたっぷりあるし、ルーファイしながらのハイグレードの山歩きは実に楽しい。
P12(つづみ岩)が現れた。 地図からするとP12の手前に裏つづみ岩が存しているはずだ。P12を目指しながらどんどん進んでいくと、大きなギャップに阻まれてしまった。 前に進めない。両側にも、下の様子が分からないのでロープはあったが下りられない。もうここまでか!とGPSで確認すると・・・・、なんと今立っている場所が目的地の裏つづみ岩であった。
笑いがこぼれる。おかしくて、楽しくて仕方なかった。
妙義らしい奇岩が点在している。岩が特にもろくそれぞれの奇岩のピークにが登れなかったが、偶然にも(?)裏つづみ岩まで来ることができた事はとても嬉しかった。 そしてそこからの前日あるいた御殿の風穴稜を見ながらのビールは格別だった。
相馬沢入渓点は、この堰堤の先。
小さな流れがあったり
きれいなナメもあったりする。
このあたりから尾根に取りついた。
稜線に出てからの眺望。 正面に御殿。左から鶴峯岳、烏帽子岩、赤岩とかつて歩いた稜線が素晴らしい。
中央に鶴峯山、その左に谷急山。
左に御殿、右には御岳の稜線が繋がる。
御岳の豊順上の大壁。御岳東稜では、あの大岩の裏を歩いている。
P12が迫ってくる。
これ以上進めない。ここはどこ?GPSで確認したら裏つづみ岩だった。
裏つづみ岩付近のムアイ像
P12の前に裏つづみ岩の奇岩。クライミングシューズを持ってきたが、岩が非常にもろくて登攀はあきらめた。
柏手を打ったら、周りに響いた。これを確認したかった。
烏帽子岩(左)と赤岩の間に7人星(アップ)
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04:53, Wednesday, Oct 29, 2014 ¦ 固定リンク
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