長野県が発注する道路舗装工事で、失格基準価格と同額の入札・落札が相次いでいる。 しかも複数の業者が失格基準価格と同額で入札する形になり、くじ引きで落札業者が決まるという。 県発注建設工事の落札業者の決まり方は次の通りだ。 予定価格がある。失格基準価格がある。失格基準価格は、入札価格の平均で決まり、上限は予定価格の90%となる県のルールがある。 この資格基準価格にいちばん近い業者が落札業者となるが、複数いる場合はくじ引きだ。
また入札価格に加えて業者の実績塔を評価する総合評価落札方式も導入している。 これは中小業者にとっては大変である。総合点で逆転してしまうことも多い。するといつまでも中小業者は育たない。
このことは、8月31日付の信濃毎日新聞でも取り上げている。
今、長野県では契約の在り方を検討している。 契約審議会が立ち上がり、今日2回目の審議会が開かれる。 契約の在り方とともに、財源は税金であることの啓蒙も大切であると思っている。すると契約条件や入札の在り方も必然的に見えてくる部分があるのだ。
庭に咲いたサラシナショウマ
ノコンギク
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