Oさんご夫妻が相談に来所した。今後の件である。 長男は東京在住で、多分長野には戻らない。もしOさんが亡くなったら、妻のTさんは何も分からないから面倒を見てほしいとのことである。 もちろん現在、相続対策として何かやっておくことはあるか・・・・?の相談が中心であるが。
人と人との関わりが広がり、深められ、Oさんご夫妻の依頼や、遺言書をお預かりするなど、若いころには出来ないことであった。
今月にも1件相続税の申告書を提出したが、被相続人の妻は、私が再訪するのを待っている。自分の今後の生活も含めて話を聞いてもらいたいのだ。
税理士の仕事って、数字を固めるだけでなく、その数字の裏にある人生の積み重ねにも関わりながら、申告書を作成していくのだ。 数字だけのことだったらあまりにも空しい。
法人の決算でも同様だ。経営者の想いを察しながら、積み重ねた数字を申告書にして提出するのだ。
私はこうした税理士の仕事が好きだ。
8月2日に登った僧ヶ岳の花である。花の先生にも問い合わせたが、花の名前は分からなかった。いつかまた出会えたらいい・・・と思っている。
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