2組の相談者があった。1組は母と娘。もう1組は夫と妻である。
母と娘は、現在居住している父親名義の土地を娘の名義にしたいという希望だった。 それを今やるのか、相続の時まで引っ張るのか、どんな方法があるのかの相談だった。本を読んでも分からない。思い切って事務所に足を運んできたとのことだ。
夫婦の相談は、夫の相続が発生した時の納税負担の試算と相続対策。 残される妻のことが心配で、とりあえずどのような道を選択したらいいのかという相談だった。
みんな、みんなそれぞれの想いがあって相談にやってくる。 いろんなケースがあって、まずはじっくりと話を聞くことから始まる。それだけで満足する人もいる。
相談者の母と娘は、方向性が明確になり「今までわからなっかことが良く理解できた。」と喜んでくれた。
相談者の夫婦は「これからも夫婦二人で相談に来るので、ずっと見守ってほしい。」といわれた。
こうして相談者と向かい合って凝縮された時間を共有した結果もらった言葉は、私にとって心の片隅に住み続けるのだと思っている。
雨を十分に吸い上げ青々としているイワヒバ
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