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5月の仕事が終了したとはいえ、申告期限の近い相続の手続きが3件ある。 これらの相続手続きは同時進行しているのだが、なかなか手強い。 被相続人の遺産を確定する際の名義預金だ。 これはある程度相続人の協力がないとできない部分があるが、相続人も把握してない部分をどのように確認していくかだ。ここは金融機関の協力が必要になる。 しかしである。 金融機関の対応は様々であって、非協力の金融機関もあるから困ってしまう。
被相続人と相続人の個人の預金の履歴を、私は7〜10年さかのぼって調査するが、処分してしまった通帳に関しては、金融機関から取引履歴を取り寄せる。この際に苦労するのが、ゆうちょ銀行の定額貯金の履歴と農協だ。経験した人は分かると思う。 ゆうちょ銀行も農協も非協力というわけではないが、システム上の問題で、なかなかスムーズにいかないのだ。依頼した書類も、2〜3週間かかってしまう。 これだけで、相続人も税理士もくたびれてしまうのだ。
とはいっても、後で嫌な思いをしないように根気よく調査しておくことが大切だ。金融機関は、課税庁には要求された情報を教えても、税理士には教えてくれないもんね。だから相続人に動いてもらわなくては何もできなのだ。
事務所の入り口に植わっているベニバナエゴノキ。別名ピンクチャイムという。
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06:33, Saturday, May 31, 2014 ¦ 固定リンク
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