← |
2025年4月 |
→ |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
|
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
|
|
|
信頼関係は、積み重ねでできていくものだと思う。 そしてその信頼関係のもとに、すべてを任せられた立場に立った時の責任は重く、また嬉しいものだ。 今年に入って何人かの人たちからそんな依頼が続いた。
3年ぐらい前からいろんなことで相談に来ているHさん。ちょっと期間が空き久しぶりに事務所にやってきたHさんは、自筆遺言書を残したいということだった。 早くに妻を亡くし、3年前に長男を亡くしたことで事務所に足を運ぶようになった。二男は都会に住んでいるので、Hさんは今、ケアハウスで生活をしている。
Hさんは言う。 「遺言執行者には先生になってもらいたい。そして遺言書は先生に預かってもらいたい。全てをお任せしておきたい。息子には、私に何かあったらすぐ先生に連絡するように伝えてある。」
Hさんはこの遺言書のほかに、エンディングノートにいろんなことの整理と自分の気持ちもしたためたそうだ。
人間だれもが迎える終末。その準備をするHさんの気持ちを理解できる年代に自分も入ってきた。 「よろしくお願いします。」と頭を下げるHさんの気持ちを思うと涙が止まらなかった。託された責任も重く受け止めている。
ツバメ尾根のヒメアオキ


オオカメノキ
 |
06:33, Saturday, May 24, 2014 ¦ 固定リンク
|
|