朝の出勤途中、車を運転しながらふと税理士の渡邉隆三先生のことを思い出していた。
しばらく言葉を交わしていないけれど、どうしているかなあ。 3月は定例会もないし、今度4月の定例会でお会いしたときに話しかけよう・・・なんて。
そして・・・渡邉先生の訃報が事務所に届いた。しばらくは仕事が手に付かなかった。偶然にも、その日の朝渡邉先生のことを思い出していただけに、その驚きは心を騒がせた。
私の父の葬儀の時に、渡辺先生がおっしゃっていたことを思い出す。 「なぜ税理士の登録を抹消してしまったんだい。俺は税理士のまま死にたい。たとえ仕事が出来なくなっても税理士の資格はそのままにしておきたい。」
渡邉先生は税理士会においても重鎮であった。私には、いつもニコニコ顔をしながら多くの指導をしてくださった。
今夜が通夜、明日は御葬儀の日である。 |