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イタリア最後の観光の日。バチカン市国に集中した。
まず、バチカン博物館。 ここでは音声ガイドを借りて一つ一つの部屋に所蔵されている美術品などをじっくりと鑑賞した。と言っても、本当にじっくり鑑賞するには、何日あっても足りないであろう。 何年か前に一度ここを訪問しているが、前回は駆け足。それだけに満足いくまで時間をかけた。 ことにシスティーナ礼拝堂は素晴らしかった。 「ミケランジェロの最後の審判」を音声ガイドによる解説で、新たな発見をしたことが、私にとっては大きかった。 歯車を持つアレキサンドリアの聖女カタリナが描かれていること、聖バルトロマイが片手に剣、片手に人の生皮を持ち、その生皮にはミケランジェロの自画像が描かれているという。 ミケランジェロの感性と想像力に感動。
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登った。 エレベーターを利用せず、すべて徒歩で登った。 クーポラからのサン・ピエトロ広場は遠く、さすがは教会の塔としては世界一を誇るだけのことはある。 サン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロのピエタとの再会は嬉しかった。 ベルニーニの祭壇がある小礼拝堂は、祈る人以外は立ち入り禁止。誰も一言もかたらず、ただ神とのみ語っていた。
イタリア旅行のフィナーレを飾ったのはヴェルディの椿姫。 最後の夜は、ゆっくりと時間が流れて・・・。
バチカン博物館の内部
地図の間には、イタリアの古地図が展示されていた。アッシジを見つけた。
出口に続くらせん階段
クーポラの天井
クーポラの内部
このクーポラに登りあげた。
クーポラからのサン・ピエトロ広場
サン・ピエトロ大聖堂内のキリストの誕生
ミケランジェロのピエタ
中央祭壇には、ベルニーニ作の天蓋が立派だった。
サン・ピエトロ大聖堂
椿姫が演じられた教会内部
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08:19, Sunday, Jan 05, 2014 ¦ 固定リンク
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