イタリアにきて4日目は、フィレンツェから南に位置するシエナを訪問した。 バスで1時間30分ぐらい。海外での日帰りバスの旅も慣れたもので、楽しい1日だった。 シエナはフィレンツェと並ぶトスカーナ地方の古都である。聖人であるシエナの聖女カタリナの生れた土地としても有名な町である。
また坂の多い土地で、また幾重にも交差した路地が複雑に入り込み、中世の街を歩いている錯覚にも陥る。 困ったことに、道が幾重にもカーブしていたり、放射線状に道が続くので、地図を見ながら歩いていても全く違う方向に行ってしまうことが度々だった。
カンボ広場にあるマンジャの塔に登りシエナを一望した。 高さ102mのレンガ造りの塔だ。「マンジャ」とは中世の鐘つきの頭領の名前らしい。
絵の具のシエナ色はこの町の色だという。
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