ある全国紙の記者Kさんと話をする機会に恵まれた。
Kさんもかなり本格的な山をやるそうで、学生時代は一人ペルーへ行き、5000m級の山を登ったそうだ。 社会人になってからは、勤務地の都合で登山を中断していたが、東京勤務になってから再開しているそうだ。今夏は税理士仲間と白馬岳に登頂した話もしてくれた。
「なぜ新聞記者になろうと思ったのですか?」
Kさんは、本多勝一氏に影響されたそうである。 『リーダーは何をしていたか』等々、山岳遭難にあてたレポートを読んで、Kさんも真実から生きることを伝えていきたいと思ったそうだ。
Kさんは一つのことを記事にするために、綿密な取材を行っている。こうした事実があったというだけでなく、その事実の底に潜む人間の想いを大切の取材している。 そうした努力が珠玉の記事になり、人の心に語りかけ響くのだろう。
また一つ、仕事の向かい方を教わった。 |