新潟県立盲学校へ、点字教材を贈呈するために訪問させてもらった。 50年からの歴史ある校舎がそのまま使用され、幼稚部から理療科まである学校である。 年々児童生徒が減少し、新潟盲学校高田分校は廃校となったそうだ。長野県のように広い新潟県には、盲学校は1校だけとなった。寄宿舎が併設されている。
夕方の訪問だったので、児童の姿は見えなかった。 校舎の中を歩きながら、ふとそこにぬくもりを感じた。 夫はここで小学部まで学び、そこで出会った先生の素晴らしい教育に触れ、自分も教育者になろうと思ったそうだ。 一人の人生の歩む道を決断させるだけの、素晴らしい教育がなされた学校である。
その学校において、税理士だからこそできる租税教育が実現するといいなあ〜と思いながら学校を後にした。 税理士においても大きな恵みになるはずである。 |