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星穴岳へは4回目の登頂だった。 毎回違うコースを歩いてきたが、今回は失われた道・星穴新道である。
このルートは、昭和47年に女子高校生が遭難してしまって以来、封鎖されたルートである。もちろん地図に載っていない。 しかし物好きな登山者はいるもので、かすかなトレースが付いていた。そして思い出したように印のテープ。 だがルーファイにはかなり疲れた。
残置されている鎖は全て錆びつき、テンションを掛けるのが怖い。新しいフィックスロープが設置されているところもあった。
コップ状岩壁。 振り子トラバースを行うところだ。支点の捨て縄とカラビナがあり、ここから朽ちたロープが対岸に渡されていた。 ここで持参したロープを設置。懸垂下降を15mほどしたところで左上しなくてはならないのだが、足が滑った、滑った。 朽ちたロープにもつかまっていたが、大きく振られ冷や汗ものだった。だから振り子トラバース? 私にとって第1の核心部だった。
コップ状岩壁を越えても気が抜けない。鎖場が続く。 第2の核心部は、岩壁に打たれた丸棒2本を足場にトラバースしたところだった。この2本の間隔が長く、かなり勇気がいった。 その先、壁を撒くように鎖が設置されていたが、スタンスは石のデッパリ。足を滑らしたら終わり・・・と思えるところ。 無事通過できたところでフ〜。
そこから20分ぐらいで星穴岳直下の尾根に出た。 星穴新道は、2年前に星穴岳に来た時に懸垂下降した地点に繋がっていたのだ。その際懸垂支点に新しいカラビナを残して来たが、それは失われていた。残念だ。
星穴岳を間近に見えるピークに立つ。2年前と同じだ。昨年来たときには、射抜き穴を50m懸垂下降したので、このピークには立てなかった。
懸垂支点まで戻り、むすび穴目指して懸垂下降。2度目だから気が楽である。
到達したむすび穴に、1年ぶりのご挨拶。素晴らしい景色が広がっている。 12月の星穴岳は定番になったようである。
この標識少し手前から星穴新道に入るために、尾根を目指して登りあげる。
尾根をアップダウンしながら進むと、壁に突き当たった。壁にはこのマーキングが。
初めて登場した鎖。もう半世紀以上のままだ。とても鎖には頼れない。
第1の核心部のコップ状岩壁の懸垂支点。
振り子トラバースで行くのか・・・。古いロープが渡されている。
こんな感じで対岸に着いた。
所々で見えた裏妙義の稜線。
星穴岳の岩壁が近づいてきた。
第2の核心部。岩壁に回された鎖が頼り。頼りたくないけれど、鎖がないと無理。
星穴岳の基部に着いた。星穴岳の岩肌。
相馬岳と北陵。
星穴岳ピーク。ここからはむすび穴へ懸垂下降できる。
浅間山は雲の中。
1年ぶりにやってきた星穴(むすび穴)
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05:18, Monday, Dec 09, 2013 ¦ 固定リンク
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