「ひろがれ!人づくりの輪」と題しての講演。 ロータリーが行っている「米山奨学金事業」について、会員卓話をさせてもらった。
委員長になって初めて、この米山奨学生事業のことを深く学習し、改めて素晴らしい事業であることを感じた。 多くのロータリアンからの寄付によって賄われるこの事業は、年間約800人の奨学生を支えている。 日本で学んだ奨学生は、母国と日本の懸け橋になりたいと強く思い、事実母国に帰国したのちには、いろんな活動を通して日本に恩返しをできる様努めている。
「日本で受けた恩恵を、別の形で別の人に渡したい。」と奨学生たちは言っている。東日本大震災の義援金にも出来る限りの協力をしてくれたとのことである。
一人一人の気持ちが、僅かでも米山奨学事業に対する寄付となって形になった時、それが人づくりの礎になるんだということを多くの人に理解していただけたらと願っている。
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