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事情があって離婚をすることになったA夫婦。未成年者が2名いるので親権者を決めなくてはならない。 親権を父も母も主張するので、ずっと話し合いが続いていたが、ここで母が親権者になることが決まった。第3者からみても、このA家族の場合は、母が親権者となるのが適当と思う。
次に養育費の問題だ。 夫である父は、妻である母に対して2人の未成年者の養育費を支払う義務がある。それをいくらにするのかが、また話し合いだ。
養育費の算定表というのが公開されている。 これは義務者(この場合はA夫)と権利者(この場合はA妻)の年間収入に応じた場合の一般的な養育費はいくらになるのかの一覧表だ。
A夫に、参考までにこの表を示してみた。この算定表によるとかなりの額になる。しかしA夫の収入からしてそんなに負担になるような金額ではないと思った。 しかしである。 A夫は「こんなに金額が多いのか。それならばそんなに働かなければよかった。」と一言。
A夫は、自分が親権者になりたいと、ずっと主張し続けてきた人である。A夫なりきに、子供たちは自分と一緒に生活するのがいいだろうと思って、親権をとることを主張してきたはずだ。 親権は取れなかったが、子供たちのために養育費を支払いながら子供たちの成長を見守っていく気持ちが深いと思っていた。 しかし私は、「そんなに働かなければよかった」の一言に、親権を主張したのも意地だけであったか・・・と、悲しかった。 いろんな人生があるものだ。 |
05:25, Tuesday, Oct 08, 2013 ¦ 固定リンク
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