← |
2024年11月 |
→ |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
|
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
2日目の夜明けだ。 何とも言えない幻想的な世界。ここでしか体感できない情景だ。 この日1日の行程に思いを馳せながらテントを撤収。北穂池から北穂岳東稜に取りつくまでのコースが、きちんとルーファイできるか心配だった。
いずれにしても行くしかない! 山岳雑誌に載っていた写真付きのルートと地形を確認しながら、ひたすら東稜を目指した。
途中槍ヶ岳が見えたときは歓声。富士山や八ヶ岳も素晴らしい姿を見せてくれた。 北穂岳東稜には気が付いたら取りついていた。 ゴジラの背とゴジラの頭が核心部。・・・といわれていたが、ノーザイルで全く平気だった。高度感はあるが、快適な、そして簡単なクライミングであっという間に通過。 ゴジラの頭で先行パーティーに追いつき、こっちはノーザイルだから先に行かせてもらう。どうやらガイド付きパーティーのようだ。
ゴジラの頭をクライムダウンすると、あとは北穂小屋目指して登りつめるだけ。ここでもガイド付きパーティーに追いついた。
北穂小屋は、登山者でいっぱいだった。 北穂池経由で東稜を登ってきたことがちょっぴり自慢で、周りのギャラリーに聞いてほしかった。でもそれはない。 生ビールがおいしい。グ〜と飲み干すと、さあA沢のコルへ向けて出発だ。
北穂岳の山頂を確認して、飛騨泣きへと進んでいく。 地図には危険コースとなっているが気は楽。といっても慎重に、慎重に。さすが登山者が多く、渋滞が始まっていた。 12時までには北穂池に戻らないと時間的に厳しくなる。といってもしょうがないか。
飛騨泣きの手前で、偶然にも昨日第2の北穂池でテントを張っていた3人パーティーに出会った。 聞くところによると、東稜にしようかと思ったが結局A沢から来たそうだ。奥穂までの縦走をするとのことだ。お互いの無事を祈りながらすれ違った。 ちょっと嬉しい出来事。
飛騨泣きもゴジラの背に比べればなんてことない。 順調にクリアをし、A沢のコルにたどり着いた。ここからはまたルーファイである。 北穂池方面を確認し、ガレ場を下り始めた。 ただひたすら下る。
下りながら、今度は、横尾本谷の右股を登り南岳へ。そして南岳から大キレットを超えてこのA沢コル経由で左股を通って横尾本谷へ戻るコースか!なんて考えていた。天気がよければ今年中に。
北穂池には予定通り到着。これでグルッと1週してきたわけになる。後は横尾本谷を目指して左股を下る。 南岳よ待ってらっしゃい。今度はピークを踏ませてもらうからね。
2日間のバリバリバリエーションルートによる山行は無事終了した。満足度120%。
夜明けだ。幻想的な世界が広がる。
常念岳
やがて周りが輝きだした。南岳。
北穂岳
あの稜線を目指して出発
南岳が静かに見下ろしていてくれる。
ルートは左の谷を奥に行くようだ。
谷を入り込み尾根に取りつく。登りあげたところにケルンがあり、ルートに間違いないことを確認。安心。
上へ上へと適当に高度を稼いでいく。槍が見えた。
南岳の右に槍ヶ岳。
前穂の北尾根
屏風の頭
東稜が見えてきた。右のピークが北穂岳。
涸沢カールのテン場。
奥穂から前穂北尾根
ゴジラの背を振り返る。下に涸沢のテン場が。
ゴジラの頭を振り返る。ピークにはロープを使っている登山者が。
北穂小屋が見えてきた。
北穂岳山頂からの槍ヶ岳
中央に笠ヶ岳。左に大木場の辻、ちょっと手前に錫杖岳。
北穂岳山頂
飛騨泣きの手前。順番待ち。ここで前日の3人パーティーに出会った。
長谷川ピークの稜線
A沢のコルに着いた。左右の矢印は一般道。矢印を直角方向に下る。
A沢を下りはじめ、上を見あがる。
南岳
あの稜線から下ってきた。
北穂池の第2の池が見えた。もうすぐだ。
本谷橋では、涸沢カールから下山してきた登山者でにぎわっていた。
|
05:24, Tuesday, Sep 24, 2013 ¦ 固定リンク
|
|