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長野県地方税制研究会が、現地調査を兼ねて上高地で開催された。 山岳関係者、自治体関係者等との意見交換会だ。 私にとって、山岳関係者は遠い存在でありしかし山屋としては身近な存在の立場の方々だった。北アルプスの山小屋経営者、そして以前からお会いしたいと思っていた長野県山岳協会の宮本会長が出席された。
それぞれ立場からの意見を聴取したが、これらの意見参考に今後、「山岳及び高原にかかる費用負担の在り方」を研究していくのだ。
皆さんの意見の中に「管理者責任」という言葉が何回か出た。 登山道の管理者不在も問題であり、登山道整備について金をもらって行うと責任が生じるという、山小屋側の大きな課題。 山岳エリアと観光エリアの線引きをはっきりさせ、山岳エリアでは、非常事態も含めて自己責任。
啓蒙活動の必要性の意見もあった。
また大町市は、行政と山小屋が一緒になって、登山道などを整備しているそうだ。
山を愛する私にとって、当たり前のように登山道を歩き、当たり前のようにトイレを利用していたが、いい悪いは別として、「管理者責任」という言葉は重たい響きだった。
仕事の都合で、会議終了後は泣く泣く上高地を去ったのは言うまでもない。本当は、そこから山に向かいたかった。
上高地は雲に覆われていた。
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05:24, Wednesday, Aug 21, 2013 ¦ 固定リンク
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