← |
2024年11月 |
→ |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
|
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
2日目も素晴らしい夜明けだった。 池ノ平小屋の主の菊池今朝和氏に見送られて、稜線を繋ぐべく池ノ平山を目指す。
前日歩いてきたところであり、お花畑に心惹かれ、また近づいてくる八峰やチンネにワクワクだ。
ふり返ると剱池と周りの池塘が見えた。1日池ノ平で遊ぶ人もいるらしい。
素晴らしい山の姿に感動だ。これから向かう峰々が輝いている。チンネ、池ノ谷ノ頭、ジャンダルム、剱尾根がチョコッとのぞかせている。
池ノ平山が近づいてきた。
再び池ノ平山のピークに立ち、これから歩くルートを確認した。 正面に小窓の王が。その奥にチンネが見える。小窓の王には、見えている稜線の少し下の雪渓を2か所トラバースするようになる。斜度40度ぐらいの雪渓で、ここが核心部だと菊池氏は言っていた。
まずは小窓を目指して稜線伝いに下る。途中残置シュリンゲなどあったが、簡単に下ることが出来た。 しかし踏み跡はかなり薄い。池ノ平小屋から、小窓雪渓を登る人が多く、あえて稜線を行く登山者は少ないのだろう。 途中、自分の影が山の斜面に映って、愉快だった!
小窓に近づくにつれ、何度も立ち止まってしまう。 正面に小窓の頭。そして核心部の雪渓がはっきり確認できるようになった。
小窓に降り立つ。この日この雪渓をあがってきた人は、まだいなかった。
さあこれから小窓の王を目指して進もう。ここからの格好のいい小窓の姿が。
だんだん近くなってきた小窓の王。そそり立っている。
20メートルほどの雪渓のトラバースは、アイゼン&ピッケルで慎重に通過。そこでの雪渓の水は美味しかった。なんて余裕。 雪渓のトラバース後も岩壁のトラバースが続き、小窓の王の西側の基部に立った時に、このような姿が。 チンネ、池ノ谷ガリー、池ノ谷の頭、剱尾根、チンネの手前にジャンダルム。
ここから三ノ窓に下る。 三ノ窓は、小窓ノ王と八ツ峰ノ頭にはさまれた狭い「窓」。そこはクライマーたちの天場となっている。 時間がなく、小窓ノ王に登ることが出来なかったので、次回は、小窓ノ王チャレンジのために、三ノ窓でテントを張りたい。心残して先を急ぐ。 池ノ谷のガリーを登る。落石注意場所で、上から6人パーティが下ってきた。
やっとの思いで、池ノ谷乗越に到着。これはくたびれた。小窓ノ王を振り返る。
池ノ谷乗越から岩壁を直登。快適なクライミングだ。やがて見えだした剱岳本峰(中心奥)と長次郎の頭(右手前)。
長次郎谷と源次郎尾根。何年か前に、源次郎尾根を踏破して剱岳の山頂に立ったことを思い出す。
左に八ツ峰、長次郎谷を挟んで右に源次郎尾根。
ここまで来ると、剱岳山頂は近い。やがて「キケン通行止め」プレートが現れた。
何年かぶりで剱岳のピークに立つ。今回、北方稜線の核心部を歩いてきたことが感度を深める。
時間は既に1時30分近い。 勝利の美酒をのどに流し込んで、早月尾根を下る。早月小屋に1泊使用かと思ったが、暗くなる前に馬場島に降り立つことが出来るだろうと、ただひたすら頑張った。
早月尾根の展望台で見えた!
ここから1時間強で馬場島へ到着。2日間の北方稜線踏破は終了した。
|
05:05, Monday, Aug 19, 2013 ¦ 固定リンク
|
|