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それは連休中に届いた悲しい知らせだった。30年以上のお付き合いのあるS氏が亡くなったことだ。 4月にお会いしたばかりだけに、あまりにも突然で、私の中から何かが抜け出てしまったような・・・。 誰でもいつかは終末を迎える時が来るが、やはり予期していたとしても、現実に直面するこの時は悲しい。
今私は、栗の木のテーブルに向かい、栗の木の椅子に腰かけている。 この栗の木でできたテーブルとイスは、亡くなったS氏が、家具業者に特注したものだった。S氏が役員をする会社で使用していたものだが、会社の移転により不用になるということで、私が安く譲り受けたのだ。 その会社に行くたびに、このテーブルの前に座るのが楽しみだった。S氏の想いがそのままこの家具に込められていたからだ。 倉庫にしまい込むことを知った私は、それじゃあ残念だ、ということでS氏や会社の想いを自分なり気に引き継いで使用しようと思った。
だから、ここにS氏がいる気がしている。
もう一つの見送りはS氏の魂だ。 |
05:17, Tuesday, Jul 16, 2013 ¦ 固定リンク
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