「ずく」出せ
税理士のひとりごと
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| 裁決・判例で検証
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| 葬儀 |
| Ｏさんが亡くなった。葬儀が執り行われ参列してきた。 葬儀会場には、生前の家族との思い出を語る写真が飾られていた。 Ｏさんの私生活にはほとんど関わりがなかったが、こうした幸せそうな写真を見て、最後の最後にＯさんの人生にちょっと触れた気がして、寂しくもあり嬉しくもあった。 Ｏさんとは10年ぐらいのお付き合いになるかもしれない。 きっかけは、20年ぐらい前に発生した相続の依頼であった。「これを整理しておかないと、死ぬに死ねない。」とＯさん。 当時の相続人の何人かはすでに亡くなっていて、ちょっと厄介だった。 相続手続きがすべて終了したときのＯさんのホッとした表情が忘れられない。少しでもＯさんのお役にたてたとこが嬉しかった。 それからは、毎年Ｏさんの確定申告をするようになった。1年に1度のお付き合いである。毎年2月になると事務所にやってきたＯさん。 5年ぐらい前からは、Ｏさんの代わりに娘さんが代理で来るようになった。高齢だから・・・ぐらいにしか思っていなかったが、もしかしたらその頃から伏せっていたのかもしれない。 祭壇には、たくさんの花に囲まれたＯさんの穏やかな表情の遺影が飾られていた。 カタクリ  |
05:02, Monday, Jun 03, 2013 ¦ 固定リンク