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天気に恵まれて、やっと頸城の山に入山できた。 今回の行先は、妙高市にある重倉山。1029mと標高は高くないが、いつまでも雪で白く輝く豪雪地帯の山々の一つである。 夏道もあるようだが、この地域の山は、やっぱり残雪期に、気ままに歩くのがいい。
この日であったのは、それぞれ単独行のスキーヤーが2人だけ。今回はツボ足にアイゼンハイク。実に愉快。
昨日登ったと思われるスキーのトレースがしっかりと付いていた。その後を辿るも、やはりスキーならできるトラバースも、雪が崩れていて迂回をせざる得なかった。 しかしそれが正解。 尾根に取りつき稜線を歩くのだから、何と言っても素晴らしい眺望に出会う。高度を上げるにつけ、妙高山がどんどん姿を見せてくれる。それだけでも満足してしまう。 いつの間にか再度あらわれたスキーのトレースは、ここが重倉山山頂かと思わせるところで引き返していた。 実際の山頂は、2つ先のピーク。 勿体ない。もちろん前に進む足取りは軽い。アイゼンハイクはスノーシューよりずっと楽だ。
雪庇に気をつけながら慎重に登るところも。ちょっと緊張。 目の前に中之岳が迫ってくると山頂だ。絶縁テープが巻かれていた。
今シーズン、何人の人を迎えたのだろうか。誰もいない山頂では、ここでしか感じることのできない風や日差し、そして周辺の山々から語りかけられる声にしばし耳を澄ます時間を過ごす。 そしてまだ10時だというのに、最高のビールタイム。 いい時間が、ゆっくりと流れて行った。
登山口で出会った御仁は、粟立山を目指すという。結構マイナーな人はいるものだ。
前日のものと思われるスキーのトレース。正面に重倉山。山頂は右のピーク。
気持のいい稜線を歩き、高度を上げるにつき姿をどんどん見せてくれる妙高山。
右のピークまで、しっかりとトレースが分かる。このスキーヤーは、このピークで引き返していた。勿体ない。
重倉山は、正面のピーク。もう一息だ。それにしても雪庇がすごい。
重倉山山系の空間だ。
あ〜タマラナイ、この美しさ、素晴らしい。左のピークが妙高。その隣が火打山。その隣の丸いのが焼山。そして一番右が大毛無山ピーク。
重倉山が近づくにつれ、ピークが尖ってきた。さあどこのルートを登ろうか。これも楽しみの一つである。
もうすぐ。
突然開けた大地。山頂だ。
山頂を示す絶縁テープ。なんか嬉しい。
雪庇に気をつけながら下山開始。
スキーヤーの気持ちのいい滑り。かっこいい!!
優しく声を掛けてくれた。ホッとする。
途中振り返ると、雪が割れていて見ただけでも怖い。
それぞれのスキーヤーはス〜と行っちゃった。私はその後を辿るように走りながら下山した。
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17:08, Sunday, Mar 17, 2013 ¦ 固定リンク
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