← |
2024年11月 |
→ |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
|
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
乙妻山で出会った2人のパーティーは、東京から来たという。 一人は1週間の休暇を取り、高標山、鍋倉山と歩いてきて、もう一人の仲間と長野にて合流。乙妻山で完全燃焼をして帰るそうだ。 もう一人は深夜2時に自宅を出てきたとのこと。二人は共に良きパートナーらしい。
乙妻山山頂には、私の後にこの二人が到着した。ほとんどラッセルをしてもらったのに、申し訳ないような。 みんなでピークに立てた喜びを共有した。この日、乙妻山を訪れたのは4人だけ。こうした静かな山は、ハードではあったが、自然界からの声とまなざしに心打たれるものがある。
さて私はスノーシュー。他の人たちはスキー。下山は、スノーシューである私は1歩1歩となる。1番手で下山を開始した。 問題は、登りの時に核心部であった急斜面。 ス〜と追い越して行ったスキーヤーたちは、その手前で待っていてくれた。 「ゆっくり一緒に下りよう。」 この山で出会ったばかりなのに、嬉しかった。単独行のスキーヤーは、スノーシューで下りやすいルートを先行してくれた。
核心部を過ぎたところで、皆さんとお別れ。 長い距離だけに、スノーシュー歩行は疲れた。3時間かかって佐渡山のコルへ。そこには先に下山したはずのスキーヤーが待っていてくれた。 差し出されたチョコレート。涙が出るほどうれしかった。
歩行時間は10.5時間だった。この乙妻山スノーシュー登山。山の出会いと共に、山の仲間に出会えたことが、爽やかさを残してくれた。 名乗り合うこともなく、またどこかで!想いの深い登山だった。
兄弟のように見えたスキーヤー。実に爽やか。
夕陽の黒姫山
|
05:06, Monday, Mar 11, 2013 ¦ 固定リンク
|
|