← |
2024年11月 |
→ |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
|
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
超ハードだが素晴らしい1日だった。そして爽やかな出会いもあった。 忙しい毎日を過ごしている中での、きらりと光った日。 昨日9日は、また一つ忘れられない山行となった。そして全くの自己満足の世界である。
天気は午後から晴れの予報であったが、朝から気持ちのいい日差しが出ていて、これまたラッキー。スタートからして心弾む。 積雪期の乙妻山は以前から気になっていた。 夏道で3回ほど高妻山経由で乙妻山まで登っているが、この時季にいつか足を踏み入れてみたいと思っていた。夏道コースとは全く違い、氷沢川をスノーブリッジで渡り、尾根に取りつくのだ。
この日出会ったのは、東京から来たという2人のパーティーと単独行の男性。皆さんスキーで登りあげ、山頂から一気に滑り降りる様子。スノーシューしか選択肢のない私は、下りが不安。 同じコースを行くようで、心強い。 佐渡山のコルまで順調。ここからがワクワクのコースとなる。スキーヤーたちは、ここから氷沢川までス〜っと滑って行ってしまった。 氷沢川はまだしっかりしたスノーブリッジがありよかった。ここでドボンはかなわない。 他のパーティーを追うようにして足を運ぶ。下り以外はスキーもスノーシューも変わらない。途中からは後になったり先になったりで、お互いに協力し合いひたすら山頂を詰めた。私が先行することは、ほとんどなかったが・・・。 乙妻山の前衛峰が見えだしてからも長かった。急斜面の登りは、みんなに先行してもらい、ちょっと楽をする。クラストした上にパウダー雪が乗っかり、足元が不安定。ここが私にとって一番の核心部。 時折吹かれる強風であったが、三峰山で吹かれた強風とは違って春(?)を感じさせる風だった。凍った雪の粒々も顔をたたいたが、あまり寒さを感じなかった。
約6時間かかって乙妻山のピークに立った。 素晴らしいパノラマ。かつてピークを踏んだ山々が周りに座して、その眺望は言葉に表せない。振り返ると高妻山の雄姿が。感動のひと時。 みんなで乙妻山の登頂を喜び合った。
佐渡山のコルへ行く途中から見えた五地蔵山
気持ちのいい林の中を行く
木々の向こうに高妻山が見えだした。
中妻山の稜線では雪煙があがっている。
真っ白い火打山(右奥)が輝いている。
4時間かかって、やっと乙妻山の前衛峰がはるか遠くに見える場所に出た。あ〜遠い。
ここからは皆さんに先導してもらう。すごく助かった。
乙妻山の山頂は正面のピークの向こう。見えない。
実に絵になる。先行者との距離がどんどん離れていく。
一休みしたところで、やっと周囲を見渡す余裕が。 妙高山とその左に真っ白な火打山。その手前に地蔵山。地蔵山から右手に伸びる稜線は、地蔵山と乙妻山とのジャンクションピークに至る。ジャンクションピークでテントを張り、地蔵山に登ったことを思い出す。
山頂へと続く稜線に出た。
山頂からの眺望は寒さを忘れさせる。妙高山(右)と火打山。
火打山(右)、焼山(中央)、金山(左)、手前に地蔵山。
中央奥に雨飾山。
高妻山
すでにピークに立った山々。積雪期に見ることが出来た喜びは大きい。そしてこの乙妻山のピークに立てたことも感謝である。 |
08:49, Sunday, Mar 10, 2013 ¦ 固定リンク
|
|