何年か前に、遺言書を作成したいからと相談に乗ったSさん夫婦から連絡があり、久しぶりに訪問させていただいた。 今回は生前贈与の相談だった。
歳を重ねるにつれ気になるのは、自分の身の回りのことである。今流行りのエンディングノートを付けている人も多いことだろう。 色んな不安に対して一つ一つ相談に乗っていると、その人が今まで歩んできた人生を、これからは共に歩ませてもらうこととなる。
このSさん夫婦も「一生涯面倒を見てもらいたい」と言っていた。
高齢化社会で、自分たちの子供たちは遠方で暮らす。何かあった時のすばやい対処は、遠方にいる子供たちではなかなか難しい。 それだけに税理士としてだけでなく『人』として求められることも多くなった。
人間、必要とされることは嬉しいことである。お金には代えられない喜びって存在するのだ。
狙っている天狗尾根の稜線。雪が来る前に踏み入れたいなあ〜。
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