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頸城の山はあまり知られていない。それだけに魅力的であり、またどちらかというと残雪期に入山する方が比較的楽な山が沢山ある。
グリーンシーズンだと、当然に藪漕ぎ。秋になれば落葉して、多少はルーファイが楽か!
2年程前の残雪期に鉢山にチャレンジした。 昼闇山の西に座する山であり、昼闇山と鉢山の鞍部に取りつき、そこから急斜面を登り詰め鉢山のピークに立つ予定であった。その時は時間切れで、小鉢山の手前で終わってしまった。 スキーが出来ない者の時間制約である。
それ以来、鉢山が気になって仕方なかった。 頸城の山のピークに立つたびに目が行く鉢山。 今のシーズンなら、絶対に人がいないだろうと、鉢山の偵察を兼ねて湯道を歩いてきた。
湯道は、糸魚川市の砂場という部落から小谷温泉までの道をいう。しかし実際には、小谷温泉まで繋がっているのかは分からない。 この湯道は地図に全く載っていなく、どこをどのように道が通じているのか・・・。多分地元の人たちが手入れをしているだろうと思われるその湯道を、時間が許す限り歩き続けた。 湯道は、面白いことに、鉢山を北から南まで巻いていた。そこから先は・・・・? 時間切れで引き返さるを得なかったのが残念である。
湯道入口には、こんな立派な標識が立っている。
阿弥陀山の北峰(右)と南峰(左)。地肌をさらした阿弥陀山を初めて見た。その荒々しさに度肝を抜かれた。
烏帽子岳。右側の稜線が、前烏帽子岳から続く稜線である。 2年前の4月に前烏帽子に登った。烏帽子岳頂上直下で引き返したのを思い出す。こうして改めて観察してみると、引き返してよかった。
姿を現した鉢山。三角点のある場所は左のピーク。どのルートを辿ったらピークに立てるか!
ホット一息。空を見上げると、陽が木漏れ日となって・・・。
日陰は結構涼しい。
少しずつ近づいてくる鉢山。左は小鉢山。
阿弥陀山の南峰。見る場所によって表情が変わる。 阿弥陀山の北峰の阿弥陀様には2回目のチャレンジで出会えたが、南峰はまだ足を踏み入れていない。南峰の表情を見ると、鉢山とともに想いが深くなってしまった。 南峰の右奥は烏帽子岳。
再び鉢山。三角点のある一番南のピークである。
頸城の山では有名な裏金山。
午後になって、雲があがってきてしまった。雲の中には焼山が。
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07:27, Sunday, Aug 05, 2012 ¦ 固定リンク
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