突然に目に入った桜の山。あ〜と声が出ただけで、ピンクの山に見とれてしまった。 それは東日本最大の古墳である弘法山古墳の4000本の桜の山。素晴らしい景観です。その麓にある民芸旅館に、会食のためお誘いいただいて足を運んだ時の出会いでした。 食事を終えて、帰りの車の中でもこの桜のことで盛り上がり、みんなでワイワイやっていた時、お誘いくださったN法人の理事長がポツリと。 「本当はこの季節のこの場所は、寂しい思い出があるんです。ウチのが亡くなる5日前に、この近くで食事をして買い物して、その翌日倒れ4日後に亡くなったから。」 それを聞いて、何と答えていいか言葉はなかった。 桜の花を愛でながらの食事会を、辛い思い出があるにも関わらずこの時季ならではの場所で開催してくださったその気持ちを有難いと思う。 そうじたN法人の理事長には、高度な仕事でお返ししたいと思っている・・・。 |