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S裁判官は50歳になったばかり。 「林住期に突入ですね。」と突っ込んでしまった私。「ええ、臨終期ですね。」と、戸惑った表情のS裁判官。「いえいえ林住期です。」
5年ほど前に出版された五木寛之氏の「林住期」。当時購読しましたが、何回も手にとって読み直したい本です。 そこに書かれていて知ったのは、古代インドでは人生を4つの時期に区切っていること。 「学生期」(がくしょうき)0歳から24歳まで。 「家住期」(かじゅうき)25歳から49歳まで。 「林住期」(りんじゅうき)50歳から74歳まで。 「遊行期」(ゆぎょうき)75歳から100歳(?)まで。
「学生期」で学び、「家住期」で働き、家庭をつくり、子供を育て、そして人生のクライマックスが「林住期」。 ここで、五木氏は「一度人生をリセットしてみたら」という。 「1人の友と、1冊の本と、1つの思い出があれば、それでいい・・・。」とも五木氏は言っている。
「家住期」では、確かに一生懸命働いてきました。私の場合は、生活のためでなく(多少はそれもあるけれど)、人生の喜びのための一つに働くということがありました。色々な経験をすることにより、右肩上がりの人生だったような気がします。 少し落ち着いて「林住期」に身を置いたら、右肩上がりのカーブがかなりなだらかになっていることに対しての戸惑い・・・。 一緒に会話に加わっていた「林住期」後半のKさんは言う。 「カーブがなだらかになったとしても、そこには今までにない厚みがあるのだと思う。」
S裁判官の顔が輝き、私の心が解放され、いろんな世界にいる人たちとの関わりは、やはりいろんなことを学べるものだと、そしてその学びの人生を生かしていきたいなあ〜と思っています。 |
07:19, Saturday, Mar 24, 2012 ¦ 固定リンク
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