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11月は、4回の研修が予定されています。その1回が関税協主催で大宮会場にて開催されました。 テーマは「ザ・税務調査」です。表題からして惹きつけられます。700人もの申し込みがあり、先着500人が受講できました。 会場がいっぱいになった研修会は初めてです。長野支部からは、6人が出席したようです。
講師の牧野義博先生は、現在税理士として活躍していますが、税行政の現役時代はいわゆる「特命」案件を長期に渡り担当されていたとのこと。その時の経験を生かした税務調査対策なる内容や課税庁側の調査方法を講義してくれました。
関信局内の不正計算の多い業種は、1位がパチンコ、2位は構築用金属製品製造、3位は廃棄物処理、4位金属プレス加工、5位外国料理。 更修正割合は調査件数の約74.9%で、1件当たりの増加所得金額は7,612千円。不正1件あたりは12,743千円となっているそうです。
調査対象法人の選定や準備調査、無予告調査等、具体的な事例を交えての話は、行政側の世界を知らない者にとって非常に参考になりました。
喫茶店で出されるコーヒーが、入れたてなのか沸かしなおしたコーヒーなのかを見抜く方法も、調査経験で偶然知ったそうです。つまり、前日に残ったコーヒーを沸かしなおしてお客さんに提供。きちんと売り上げ計上していますか? レジから売上を抜いているのを見抜く方法も興味深かった。そのことを聞いた直後に長野組4人でランチに。会計の際皆でチェックしたら、その店は問題なし!ということになりました。
講師の牧野先生は、「ザ・税務調査」という本も出版されています。国税職員も、この本を片手に調査の仕方を学んでいるとか・・・。 脱税を試みる納税者は、どのような手口で行うのかを税理士も知っておく必要がありますね。 |
05:15, Wednesday, Nov 02, 2011 ¦ 固定リンク
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