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途中から雨に降られたけれど、目的のコースを踏破し、自己満足に浸っています。
海谷山塊は割と知られていない山域で、マイナーな人たちが入山する傾向にあります。私も何年か前から、この山域の虜になり、特に残雪期にはかなり奥まで入り込むようになりました。
今年中にどうしても歩いておきたかった「三峡パーク〜732高地〜鬼ヶ面山〜駒ヶ岳〜三峡パーク」コース。登山地図には、一応コースが点線で記入されている上級コースです。
リベンジ!なった。 三峡パークから登山道に入ると、千丈ヶ岳が迫ってきます。今年の紅葉はイマイチですが、このような岩壁を見ていると、残雪期には登ってみたくなる山の一つです。
先へ足を進めるにつれて、自然の深さと安らぎを覚えるような、そして何かを語りかけられるような光景に出会いました。
ここまでは多くのカメラマンが入り込みますが、今日は誰もいない。時間が早いせいもあるかもしれません。静かに自然と向かい合えます。
そして前回渡渉できずに引き返した場所。今回は水量が少なく、難なく渡渉。ホッとしました。
いよいよ732高地を目指します。 732高地は、海谷高地とも呼ばれ「越後の上高地」と言われているところ。初めて踏み入れる場所に期待感でワクワク。天気は、青空がのぞいたり、サ〜とガスったりで、1日持てばいいなあ〜といったところ。 期待していた732高地です。
ここからがバリエーションルートといってもいいくらい。 この海谷渓谷を遡っていきます。ここが計算外(?)でした。靴を脱いでの渡渉が4回。渡渉がトラウマになっている私には辛かった。念のために持参したストックと替えの靴下が大活躍でした。 所々に残されてる足跡を頼りに、この川原から山に取りつく入口を見落とさないように・・・。かなり緊張しました。入口を見つけたときは、ホッとして力が抜けてしまった。一休み。
気を取り直して山に入ります。
鋸岳と鬼ヶ面山の中間鞍部に続く登山道。急登で両手で木の枝をつかみながら高度を上げます。 ふと振り返ると阿弥陀山の南峰が。今年の6月に阿弥陀山を登ったとこを思い出します。
そしてその横には、鉢山の姿が見えました。鉢山は、今年の残雪期にチャレンジしましたが時間切れて退廃。次回を狙っています。
こうして時々現れる山々に思いを馳せながら登り詰めて2時間ほどで出た稜線。ここからの鋸岳の荒々しい姿に、鋸岳に残した足跡を思い出します。
ここから鬼ヶ面山を目指します。 気合を入れて歩き出したら雨が・・・。いよいよ来てしまった。だんだん激しくなるので、とうとうカッパを着用。カッパ着用は今年2回目。ま〜こんなこともあるかと・・。 しかしこのルートは、エスケープルートがないので先に進むしかありません。戻るのは絶対いや。渡渉はもう沢山といったところだから。
やがて鬼ヶ面山の南峰に。このピークは2回目です。眺望は全くなし。ガスの中にうっすらと、鬼ヶ面山の北峰の姿が。
北峰のピークは知らずのうちに巻いてしまって、気が付いたら駒ヶ岳を目指していました。 雨は激しくなるし、わざわざ北峰を登るために引き返す気にもなれず、そのまま前進。駒ヶ岳の頂上直下の鎖場は、ナカナカでした。
到着した駒ヶ岳山頂には誰もいない・・。
雨でここからの眺望も全くなし。1年前に登頂したときに見えた阿弥陀山の姿を心に思い描きながら、すぐに下山しました。雨で下山も大変でしたが、無事に三峡パークに到着。 念願だったコースを歩き通すことができ嬉しかった。
白地図に歩いたコースを赤線で引くこの快感があるからこそ、止められない山歩き。どんどんつながる稜線にワクワクしています。 |
04:50, Monday, Oct 24, 2011 ¦ 固定リンク
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