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台風のため山は諦め。晴れている越後の山に登ろうかとも思ったのですが、何かあった時に周りに迷惑をかけるので、じっと我慢をしました。・・・という山ガールや山男も多いと思います。
今、長野の水野美術館で「世界遺産清水寺の至宝展」をやっています。 7月に労苦を共にした旧三役で足を運んだ清水寺。その時には、この至宝展準備のため、今回展示されている至宝を観ることができませんでした。それだけにいいチャンス!と思い、水野美術館で静かに清水寺と向かい合ってきました。
今回の展示物での注目すべき点は、国指定重要文化財「三面千手観音菩薩坐像(ご本尊)」に出会えることです。普段一般には公開されていない秘仏です。
私は千手観音が大好きです。千本の手は、どのような人をも漏らさずすべてを救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表しているといわれています。実際には、千本の手がある像は少ないそうですが。
「三面千手観音菩薩坐像(ご本尊)」は、27面を持つ坐像です。「三面」となっているのは、正面・右・左の3つの顔をもっているからで、頭上に24の小面を乗せ、計27面をもっています。どっしりとして男性的。慈悲を感じます。
御本尊のほかに、「十一面千手観音菩薩立像」が公開されていました。これは33年に一度開扉の秘仏です。 「十一面千手観音菩薩立像」は42本の手のうち、左右各1本を頭上に伸ばして組み合わせています。その手には小さな仏を捧げ持っています。この頭上に伸ばした手が、すごく艶めかしいと感じるのは、いけないこと?
「十一面観世音菩薩立像」のも惹かれました。樟材一木造りの立像だと説明書きにありました。張りのある頬や唇と太目の頸、反面引き締まった細身で、下に伸びている右手がすごく美しい。気品を感じました。
この「清水寺の至宝展」は、9月18日まで開催されています。もう一度足を運びたい気分です。
http://mizunoart.exblog.jp/14203915/ |
07:03, Sunday, Sep 04, 2011 ¦ 固定リンク
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