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楽しい(?)週末の天気は、やっぱりはっきりしない。こんな時は読書です。 興味があり過ぎて、同時に何冊かの本を読み進めるのが私の読書法。その時の気分や読書の場所によって、手にする本を選択します。
今読み進めているのは3冊。
「YUIGON もはや最後だ。すべてを明かそう。」浜田幸一氏著
「わたしが明日殺されたら」ファージア・クーフィー氏著(福田素子訳)
「子供を叱れない大人たちへ」桂才賀氏著
間もなくこれら3冊とも読み終えますので、次の本を何にしようか検討しています。
まず「YUIGON]です。 浜田幸一氏は、『この本は私の人生最後の本です。』『よく知られたエピソードや世間をお騒がせしてしまった事件などはもちろん、今まで私がほとんど語ることのなかったことをこの本に書きます。』と記しています。 読み進めるうちに、ああ、あのこと!と記憶がよみがえってきますが、反面、そうだったの!とか、浜田氏の想いにもふれることができます。一読をお勧めします。 貧乏な家に育った浜田氏の母親が説いた「平等」は、浜田氏の政治家人生の大きなテーマになったようです。 この本には、ハマコー語録も載っています。 『今か、今かと自信に怯えながら暮らすのは、頭のいい人のすることではない。しかし、いつ地震が来ても大丈夫なように、心とモノを備えておくことは大切なことだ』平成7年の言葉ですが、政府の原発被害対策について、欧米と比較して、国家の役目を説いています。
「わたしが明日殺されたら」は、アフガニスタン初の女性大統領候補のフォージア・クーフィー氏の壮絶な手記です。 生まれたとき「女の子じゃしょうがない」と灼熱の地に放置されたが、生き延びたという人生のスタートをしています。 彼女の母親の存在は大きかった。母親の力でフォージア・クーフィー氏は高等教育を受けることができます。内戦で親・兄弟を失い、タリバン支配下で夫も亡くします。 何度も死地を潜り抜け、2002年からはユニセフで働くようになります。2005年にはアフガニスタン国会の下院議員の当選。女性初の下院副議長に就任しています。歩んできた自分の人生から、女性の教育を含めた地位向上を目指す政治家として活躍しています。次期大統領候補者でもあります。 フォージア・クーフィー氏から娘たちに宛てた手紙は、母親としての深い想い、人間として尊厳を持ち続けることの大切さが伝わってきます。 特に女性に読んでほしい本です。
「子供を叱れない大人たちへ」は、以前に紹介しました。少しずつ読み進めています。一度に読んでしまうのがもったいない。そして一言一言に涙を誘いますから。 |
08:22, Saturday, Aug 27, 2011 ¦ 固定リンク
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